「世の中はキャッシュレス社会に向かっている」と生活者の約9割が回答 電通調べ

株式会社電通の「電通キャッシュレス・プロジェクト」は、生活者のキャッシュレス意識に関する調査結果を発表した。3月14日~15日に全国20歳~69歳の男女を対象にアンケート調査を実施。500名から回答を得た。
「世の中はキャッシュレス社会に向かっている(キャッシュレス社会派)」と「世の中は依然、現金社会で成り立っている(現金社会派)」は、それぞれ86.9%と13.1%となり、圧倒的にキャッシュレス社会派が主流であることが明らかとなった。ただし、実際に自分の支払い(決済)をできるだけキャッシュレスにしたいという「キャッシュレス派」は70.1%に留まっている。
「スマートフォン決済」の認知率は81%とかなり高いが、利用経験は21.4%と、こちらも認知・意向と実際の状況に差異が見られた。
また、政府が掲げている9つの経済対策のうち、「キャッシュレスでのポイント還元」の認知率は65.3%と最も高いことも判明。さらに74.1%が「ポイント還元期限である2020年6月以降も、キャッシュレス決済を使う」と回答している。

■リリース
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2019/0418-009802.html