マクロミル、取引先拡大と子会社取り込みが寄与して堅調な増収増益 2019年2Q決算

株式会社マクロミルは、2019年6月期第2四半期(2018年7月1日~2018年12月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上収益  :221億8100万円(前年同期比 17.3%増)
営業利益  :40億1500万円( 同 9.0%増)
税引前利益 :37億5300万円( 同 3.0%増)
四半期利益 :26億9000万円( 同 7.6%増)

国内においては、デジタル・マーケティング関連商材やグローバル・リサーチ商材の販売が、さまざまな業界の顧客に対して堅調に推移。また、2018年7月に株式会社博報堂から51%の持分を取得して子会社化した株式会社H.M.マーケティングリサーチ(現:株式会社東京サーベイ・リサーチ)の業績が加わったことも追い風となり、結果として国内全体では第2四半期売上収益として151億円を記録した(前年同期比13.0%増)。
海外においては、グローバルメディア企業、アルコール飲料メーカー、化粧品メーカー、さらに韓国の大手自動車メーカーや電機メーカー、政府・公共機関などを中心に取引が拡大。2017年10月に子会社化した米Acturusの業績が加わったことも追い風となり、海外も売上収益71億5200万円(前年同期比27.2%増)となった。
一方で費用面では、国内外での業容拡大にともなう人員拡充・オフィス増床、M&Aに伴う費用増等により、営業費用は増加したが、前期にあった一時的な費用計上などもなく、金融収支が改善した。