中部日本放送、テレビスポットの減少が響き減収減益に 2019年3Q決算

中部日本放送株式会社(CBC)は、2019年3月期第3四半期(2018年4月1日~2018年12月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :253億5100万円(前年同期比 0.6%減)
営業利益   :18億1900万円( 同 19.4%減)
経常利益   :21億8400万円( 同 16.3%減)
四半期純利益 :13億7800万円( 同 15.0%減)

放送関連では、テレビのタイム収入やイベント収入が増加したものの、名古屋地区へのスポット投下量が前期を下回りスポット収入が減少したことで、売上高も227億8500万円(前年同期比1.1%減)となった。利益率の高いテレビスポットが減収したことで、営業利益は8億8600万円(前年同期比34.7%減)と落ち込んだ。
不動産関連では、東京および名古屋駅エリアの賃貸ビルにおける収入が増加となったことから、売上高は13億1200万円(前年同期比1.2%増)。東京の賃貸ビルにおいて修繕費が増加したことにより、営業利益は7億9700万円(前年同期比0.1%増)に留まった。
その他のゴルフ場事業、保険代理業、タクシー業などは、売上高は12億5300万円(前年同期比7.0%増)、営業利益は1億3500万円(前年同期比7.0%増)となっている。