タウンニュース社の2019年2Q決算、地域経済の落ち込みなどで減収減益に

株式会社タウンニュース社は、2019年6月期第2四半期(2018年7月1日~2018年12月31日)の業績を発表した。

【経営成績(累計)】
売上高    :14億3700万円(前年同期比 4.1%減)
営業利益   :4500万円( 同 66.5%減)
経常利益   :7100万円( 同 57.4%減)
四半期純利益 :4800万円( 同 48.6%減)

Web関連事業の売上高は着実に増加したが、都市部を除く一部地域での経済の落ち込みや広域エリア出稿の手控え傾向などが継続。新規事業の結実も当初見込みより後ろにずれ込んでいることなどから、タウンニュース全体の売上高は前年同期実績を下回った。
さらに、制作部門の効率化などによる売上原価の削減はできたものの、中長期的・戦略的な人員増強などを行った結果、販売費および一般管理費が増加し、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに、前年同期実績を下回った。

なお同社では業績予想を発表していたが、差異が生じたとしている。

【2019年6月期第2四半期 業績予想(2018年8月10日発表)】
売上高   : 15億8100万円
営業利益  : 1億7200万円
経常利益  : 1億8300万円
当期純利益 : 1億1900万円