スペースシャワーネットワークの2019年3Q決算、大幅減益に 通期業績予想の下方修正も

株式会社スペースシャワーネットワークは、2019年3月期第3四半期(2018年4月1日~2018年12月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :111億6300万円(前年同期比 2.7%減)
営業利益   :2億3100万円( 同 61.9%減)
経常利益   :2億4400万円( 同 60.8%減)
四半期純利益 :1億5700万円( 同 60.4%減)

2018年10月30日に、Billboard JAPAN、国内主要音楽ストリーミングサービス11社との連携により、「NOW PLAYING JAPAN」プロジェクトの第2弾ライブを開催、各ストリーミングサービスにおいて、イベントと連動した企画を展開。さらに所属アーティスト「Suchmos(サチモス)」が紅白歌合戦に出場し、認知を拡大した。
しかしながら、CD/DVDパッケージ商品販売市場の縮小、ダウンロード販売の急速な減少といった市場環境の変化に加え、対前年同期比でヒットタイトル数が減少したことなどにより、売上高が減少。利益面においても低調な推移となった。

あわせて今回の実績を踏まえ、2019年3月期通期の業績予想(2018年4月27日発表)について、修正数値を発表した。

【2019年3月期通期連結業績予想の修正(2018年4月1日~2019年3月31日)】
売上高   : 148億3300万円(前回発表 150億0000万円)
営業利益  : 2億4900万円( 同 3億4700万円)
経常利益  : 2億7700万円( 同 3億7000万円)
当期純利益 : 1億6300万円( 同 2億3100万円)

音楽CD/DVD販売の一部商品を除く流通高減少、サブスクリプションサービスの拡大に伴うダウンロード販売の減少が生じており、業績の下振れ影響が発生。この結果、収益利益ともに当初の予想を下回る見込みとなった。