乃村工藝社、少子高齢化・人口減少を積極的契機と捉え増収増益 2019年3Q決算

株式会社乃村工藝社は、2019年2月期第3四半期(2018年3月1日~2018年11月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :809億9800万円(前年同期比 4.0%増)
営業利益   :58億3800万円( 同 11.6%増)
経常利益   :59億8900万円( 同 10.9%増)
四半期純利益 :44億6000万円( 同 21.4%増)

少子高齢化・人口減少の影響と消費者の変化を積極的契機ととらえ、インバウンド、地域創生等のテーマについて、顧客の開発と深耕、プロジェクト開発を推進。これが奏功し、売上高は前年同期比4.0%増となった。
利益面では、売上高の増加に加え、原価低減への取り組みに努めたことにより、営業利益・経常利益とも二桁増。特別利益として、所有する不動産の売却にともなう固定資産売却益を計上したことなどで、親会社株主に帰属する四半期純利益は21.4%増となった。