ADK、コンテンツ企画のディーライツを完全子会社化

株式会社アサツー ディ・ケイは、株式会社ディーライツについて、三菱商事が保有する株式を取得し100%子会社化した。
ADKは、1963年(昭和38年)に放送を開始した「エイトマン」を始め、多くのテレビアニメ番組・実写特撮番組のコンテンツビジネスを手掛けている。一方、ディーライツは、映像(アニメ・実写)の制作、著作権管理、海外販売を行っており、コンテンツプロデュース、海外ネットワークに強みを有している。近年では「ベイブレード」シリーズが、国内のみならず、北米・欧州を中心にヒットを記録している。同社を子会社化することで、アニメビジネスの主要事業会社の1つとして、コンテンツビジネスを強化するのが狙い。
ADKでは、2015年に三菱商事から816株(議決権所有割合51.0%)を取得し、子会社化していたが今回、三菱商事の残り全部株式を取得し、100%子会社する。なおADKは2019年1月より、ADKホールディングスを純粋持株会社とする持株会社体制へと移行する。
ディーライツの資本金は8000万円(2018年10月末時点)で、和田修治氏が代表取締役社長を務める。