電通デジタルと電通、デジタル広告による来店効果を評価する「True Store Visit」提供開始

株式会社電通デジタルと株式会社電通は、デジタル広告による実店舗への来訪効果を正確に評価するソリューション「True Store Visit」の提供を開始した。
「True Store Visit」は、電通デジタル独自の広告効果の測定モデル「True Lift Model」を応用。デジタル広告に接触して店舗に来訪した人のうち、「純粋に広告接触で来訪した人」「広告に接触しなくても自然に来訪したであろう人」を統計的に切り分け、前者のみを広告効果として評価することを可能とした。
来店の計測には、米GroundTruthが保有する国内ユーザーデータと、同社の特許技術である「Blueprints」を用いる。GroundTruthは、2018年3月から電通と資本・業務提携関係にあり、国内2,000万MAU（Monthly Active Users）のデータを保有しているという。このデータと技術を使うことで、来店者の位置情報を施設の輪郭に沿って正確に設定できる見込みだ。
加えて、「True Store Visit」では、タグ設定ができないFacebookについても、複数のAPIを活用することにより、広告接触者のなかから来店した人の数、純粋に広告接触で来店した人の数が計測できるとのこと。