東京放送HD、放送事業が減収で赤字になり全体でも利益減 2019年2Q決算

株式会社東京放送ホールディングスは、2019年3月期第2四半期(2018年4月1日~2018年9月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :1781億0300万円(前年同期比 0.3%増)
営業利益   :78億3100万円( 同 22.6%減)
経常利益   :132億1900万円( 同 10.8%減)
四半期純利益 :84億7300万円( 同 8.8%減)

テレビ広告市況はスポット広告費の関東地区投下量が前年を下回るなど厳しい状況。放送事業セグメントの売上高は1061億9300万円(前年同期比0.9%減)、営業損失は5億1200万円(前年同期は21億2000万円の営業利益)と赤字だった。主力である株式会社TBSテレビは、タイム収入が前年同期比1.6%増だったが、スポット収入が3.2%減で、5局シェアは向上したものの、スポットセールスは前年を割り込む結果となった。株式会社BS-TBSも、ショッピングは好調を維持したものの、昨年同時期に好調であったタイム単発の反動減が響いて減収減益となった。
映像・文化事業セグメントの売上高は637億9500万円(前年同期比2.2%増)、営業利益40億9600万円(同14.0%増)。不動産事業セグメントの売上高は81億1400万円(前年同期比1.8%増)、営業利益42億7800万円(同2.9%減)だった。