オプトHD、売上増ながらシナジー投資事業の不調が響き営業利益は減少 2018年3Q決算

株式会社オプトホールディングは、2018年12月期第3四半期(2018年1月1日~2018年9月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :640億6900万円(前年同期比 6.3%増)
営業利益   :12億2300万円( 同 36.4%減)
経常利益   :12億6000万円( 同 29.7%減)
四半期純利益 :12億3600万円( 同 61.5%増)

前年同期の経営成績には、売却した株式会社クラシファイドの業績が含まれている。
マーケティング事業において、大手領域では、既存顧客に加えブランド広告主・小売流通系新規顧客からの受注が順調に推移。地方・中小領域では、地方の「デジタルシフト」需要を捉えEC系広告主を中心に新規受注が好調に推移した。これによりマーケティング事業の当第3四半期連結累計期間における売上高は、605億4000万円(前年同期間比6.6%増、クラシファイドの業績含む)、営業利益28億2400万円(前年同期間比2.9%増)となった。
シナジー投資事業において、売上高は、越境EC事業が好調だった一方、海外マーケティング子会社の一時的不調、第2四半期連結会計期間において保有株式の一部を売却した株式会社ライトアップの連結除外の影響等により利益が減少。シナジー投資事業の当第3四半期連結累計期間における売上高は、36億1900万円(前年同期間比1.1%減)、営業損失2億3600万円(前年同期間は1億700万円の営業利益)だった。