ヤフー、2019年2Q決算は販管費や人件費がかさみ増収減益に

ヤフー株式会社は、2019年3月期第2四半期(2018年4月1日~2018年9月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上収益  :4650億1800万円(前年同期比 8.6%増)
営業利益  :831億1200万円( 同 12.5%減)
税引前利益 :833億8600万円( 同 18.0%減)
四半期利益 :554億4200万円( 同 19.3%減)

主に広告売上収益や、アスクルグループの売上収益が増加したこと、株式会社ジャパンネット銀行の子会社化が寄与し、売上収益は前年同期と比べて8.6%増となった。一方で、販売促進費、人件費および減価償却費および償却費が増加したことや、前年度第1四半期にアスクル株式会社の保険金収入があった反動等により、前年同期比で減少した。
事業別では、メディア事業において、検索連動型広告の売上収益がデザイン改善等により前年同期比で増加し、広告関連売上収益が前年同期比で増加した結果、売上収益1473億円(前年同期比5.4%増)、営業利益720億円(前年同期比1.4%減)となった(全売上収益に占める割合は31.7%)。
コマース事業においては、ジャパンネット銀行の子会社化が寄与したほか、「Yahoo!ショッピング」における広告売上収益が増加したこと等により前年同期比で増加し売上収益は3163億円(前年同期比12.7%増)、営業利益311億円(前年同期比27.9%減)となった(全売上収益に占める割合は68.0%)。