企業に魅力を感じる要素、「財務」「商品」より「人」が上位を占める 電通PR調査

株式会社電通パブリックリレーションズの企業広報戦略研究所は、「第3回魅力度ブランディング調査」の結果を発表した。
この調査は、生活者が企業のどのような活動(ファクト)に魅力を感じ、その魅力がどのように伝わっているのかを解析することを目的に、実施されたもの。調査対象企業は20業種200社で、全国の20~69歳の男女計10,000人から回答を得た。調査期間は7月6日~7月13日。
この調査では、コーポレートブランドを構成する魅力を「人的魅力」「財務的魅力」「商品的魅力」に分類し、6領域12項目(計36項目)を定めて分析した。
その液化、1位は3年連続で「ビジョンを掲げ、業界を牽引している」(49.4%)となった。以下、「チャレンジスピリットにあふれたリーダー・経営者がいる」「こだわりをもった社員が品質向上にチャレンジしている」「まじめで、信頼できる社員がいる」が続き、調査開始以来初めて、上位1位~4位を「人的魅力」の項目が占める結果となった。
業界別では、「海外自動車・自動車関連部品業界」が1位(17,130ポイント)、次いで「飲料業界」(16,775ポイント)、「損保・生保・商社業界」(16,415ポイント)が続いた。