丸善CHIHD、粗利率の改善で利益が大幅伸張　文教市場が引き続き活況　2016年8月期3Q決算

丸善CHIホールディングス株式会社は、2016年1月期第2四半期（2018年2月1日～2018年7月31日）の連結業績を発表した。

【連結経営成績（累計）】
売上高　　　：929億9000万円（前年同期比　0.6％増）
営業利益　　：23億0000万円（　同　27.3％増）
経常利益　　：22億3200万円（　同　25.7％増）
四半期純利益：17億5100万円（　同　32.5％増）

「書籍流通構造改革の推進」「書店収益力の向上」「“人生100年時代”への学び事業の創造」をテーマに事業を推進。企業買収においては、子会社の丸善雄松堂株式会社が、大学向け公開講座管理システムの販売・保守およびポータルサイトの運営を行うセカンドアカデミー株式会社の全株式を取得し、2月1日付で完全子会社化した。
当該期間の業績については、売上高はほぼ前年並みだったが、粗利率の改善により営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益が大幅に伸長した。
セグメント別業績では、文教市場販売事業が増収増益、店舗・ネット販売事業が減収減益、図書館サポート事業が増収増益、出版事業が増収減益となっている。