大広・ジーニーら4社、「気持センシングラボ」を共同発足 センシングデータをマーケに活用

株式会社大広、SOOTH株式会社、株式会社ジーニー、株式会社ヒトクセの4社は、脳波等のセンシングデータを企業のマーケティングに活用する研究プロジェクト「気持センシングラボ」を共同発足した。
「気持センシングラボ」では、それぞれの会社の得意領域を持ち寄り、「制作」「配信」「運用」の3つの視点で、各種センシングデータの企業マーケティング活用について、実験・研究を行う。SOOTHが脳波や視線といったフィジカルデータを取得できる次世代分析ツール「VR Insight」を使ったセンシングを担当。ジーニーはGeniee DSPを当該プロジェクト用にカスタマイズし広告配信を実装、ヒトクセは保有する動画配信システムの提供やユーザー行動分析、大広がクライアントニーズに応じた動画戦略立案とプロジェクト全体のプロデュースを担当する。
第一弾のテーマとして、脳波データを利活用した「動画マーケティング」を実施。従来のウェブ上で生成される行動データに、動画視聴時の視線や表情、脳波等をセンシングし「気持」を感情データとして組み合わせることで、より受容しやすい動画の制作等に取り組む。