サイバーエージェント、佐藤雅彦教授と広告クリエイティブ表現の共同研究を開始

株式会社サイバーエージェントはインターネット広告事業において、東京藝術大学大学院(映像研究科)佐藤雅彦教授らと、広告クリエイティブにおける表現の共同研究を開始する。
慶應義塾大学 佐藤雅彦研究室の卒業生を母体としたクリエイティブ・グループ「ユーフラテス」、東京藝術大学 佐藤雅彦研究室の卒業生を母体としたデザインチーム「CANOPUS」(カノープス)も研究に参加する。
この研究では、「脳科学の知見に基づく、人間に潜んでいる認知能力を発現させうる表現の研究と開発」をテーマに、人間の内に潜んでいる「未だ発現の機会を与えられていない表象」を、さまざまなメディアデザイン、コミュニケーションデザインによって引き出すことを目指すという。
佐藤雅彦教授は、教育方法と表現方法を専門分野としており、映像・アニメーション・歌・グラフィックデザインにおける新しい表現手法を開発するなど、さまざまな領域で活動を行っている。主な受賞歴としては、朝日広告賞最高賞、ADC賞グランプリ、ACCグランプリ、1991年クリエーター・オブ・ザ・イヤー、毎日デザイン賞、日本レコード大賞特別賞、日本賞総務大臣賞、ニューヨークADC賞金賞、文化庁メディア芸術祭優秀賞 、日本数学会賞出版賞、D&AD賞、2011年度芸術選奨、2013年度紫綬褒章、プリ・ジュネス最優秀賞、2014・2018年度カンヌ国際映画祭短編部門正式招待上映など。