新潟放送、2019年1Q決算は堅調成長 テレビ収入の減少をラジオ収入とイベントでカバー

株式会社新潟放送は、2019年3月期第1四半期(2018年4月1日~2018年6月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :40億8400万円(前年同期比 0.5%増)
営業利益   :5800万円( 同 237.2%増)
経常利益   :9200万円( 同 69.6%増)
四半期純利益 :6900万円( 同 41.9%増)

放送事業では、制作収入の増収によりラジオ収入は前年同期を上回ったものの、テレビ収入はスポット広告が伸びず、前年同期を下回った。一方、その他の収入においては、プロ野球公式戦の開催などで前年同期を大きく上回った結果、当第1四半期の放送事業の売上高は16億4100万円(前年同期比104.2%)、営業利益では5900万円(前年同期比1491.7%)と好調だった。
情報処理サービス事業では、首都圏での大型開発案件や公共、民間企業分野での受託業務は好調に推移したが、大型の機器販売案件が延伸したことが響き、売上高は22億6700万円(前年同期比99.3%)にとどまったが、営業費用を削減し、営業利益は400万円(前年同期比460.7%)と改善した。
建物サービスその他事業は、営業部門の保険収入は更新時の解約などで減収となった。施設管理部門も見込んでいたスポットメンテナンス業務が受注できず売上高は3億1700万円(前年同期比91.0%)、営業利益は500万円の損失計上(前年同期は1200万円の利益計上)だった。