ファンコミュ、ITP実装やバナー表示適正化の影響で2018年2Q決算は減収減益

株式会社ファンコミュニケーションズは、2018年12月期第2四半期(2018年1月1日~2018年6月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :183億9300万円(前年同期比 7.4%減)
営業利益   :22億7900万円( 同 26.4%減)
経常利益   :24億1800万円( 同 22.2%減)
四半期純利益 :16億2400万円( 同 30.3%減)

プラットフォーマーによるiOSのITP(Intelligent Tracking Prevention)の実装やバナー表示方法の適正化等の影響により、売上高が減収となった。さらに人件費等の固定費が増加し、営業利益が減益となった。営業外収益に、投資事業組合運用益1億1055万円を計上したことで、経常利益の減益幅は縮小されたが、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期に連結子会社の吸収合併にともなう税務上の繰越欠損金を利用した影響で、税金費用が増加したこと等により減益となり、全体で減収減益となった。