2018年のO2O広告市場は昨対比2.25倍の135億円、今後5年で12倍規模に

株式会社サイバーエージェントと株式会社デジタルインファクトは、国内のO2O広告の市場動向について共同調査を実施した。調査時期は2018年3月~6月で、インターネット広告業界関係者へのヒアリング、データや公開情報の収集分析を行ったもの。
それによると、O2O広告によるプロモーション施策は、2017年後半より本格的な普及期を迎え、本格的な投資がスタート。一部企業では、広告主が持つCRMデータの活用によるオフライン購買計測の普及も進む、2018年のO2O広告市場は135億円規模に達したとのこと。2023年には2018年比約12倍の、1,616億円に達すると予測されている。
一方で、「位置情報を活用した来店計測の手法」が、サービス提供事業者によりさまざまであることから、今後業界統一的な評価方法の確立と普及が課題になっていると考察。今後はユーザーのオフライン行動を対象にした広告効果の可視化が進み、広告主企業においては活用がさらに進むと予想された。