ブロードメディア、2013年~2018年の決算短信・有価証券報告書等を訂正へ

ブロードメディア株式会社は、過去の決算短信等を訂正するとともに、有価証券報告書等の訂正報告書を関東財務局に提出することを発表した。
同社は今年1月、連結子会社である株式会社釣りビジョンにおいて、長年にわたる架空取引被害が発生していたことを公表。当該取引に関する調査を進めていた。第三者委員会による調査が5月に完了し、前任監査法人が監査手続きを進めていた。
同時に、架空取引被害の結果発生した損失について、2018年3月期第3四半期に一括して貸倒引当金を計上していたが、会計処理方法について、前任監査法人より変更すべきである旨の指摘を受け、前任監査法人・現任監査法人と協議した結果、過年度の各期に期末の未収入金に対して貸倒引当金を計上する会計処理方法に変更することになった。
これらの結果、「2014年3月期以降の決算短信」「2016年3月期第1四半期以降の四半期決算短信」「関東財務局に提出した2014年3月期から2017年3月期までの有価証券報告書」「2016年3月期第1四半期以降の四半期報告書」を訂正するとのこと。
訂正内容が確定した2014年3月期および2015年3月期決算短信の内容を、7月13日付で開示。その他についても、監査手続きと並行して作成準備を進めており、提出期限である7月20日に合わせて開示および提出する予定となっている。