大日本印刷、レシートをマーケティング活用する「お買い物レシート統計」開始 ESRIのGISと連動

大日本印刷株式会社(DNP)は、レシートの情報をマーケティングデータとして活用する「お買い物レシート統計」を開発した。
スマートフォンでレシートを撮影するだけで家計簿管理ができる、DNPの家計簿アプリ「レシーピ!」で蓄積された情報を、個人が特定できないよう配慮したうえで、企業のマーケティングに活用できるよう統計データとして加工。ESRIジャパン株式会社の地理情報システム(GIS:Geographic Information System)サービス「mapDISCOVERY」と連動させて、他社を含む特定地域の購買実態を視覚的に把握できるようにした。
「お買い物レシート統計」データから照合可能な店舗情報を抽出し、地図上に可視化し、指定した店舗の利用者の利用回数、平均購買価格等の把握が可能。また商圏内全体の利用動向の把握(利用者の年代別構成、店舗の業種構成等)、商圏内における店舗毎の利用状況(利用頻度、購買金額、同一商圏内における平均利用回数ランキング等)も分析できる。