10代・20代の6人に1人、テレビ保有・視聴「なし」 サイバーエージェントがテレビ接触頻度を調査

株式会社サイバーエージェントが運営する調査機関であるオンラインビデオ総研は、テレビ接触頻度調査の結果を発表した。全国の15歳~69歳20,000サンプルを対象に、地上波テレビの接触頻度・視聴時間帯を曜日ごとに聴取した。合わせて、地上波テレビのリアルタイム視聴時間により、合計6グループに分類を行った。調査時期は2018年2月。
同調査では、視聴時間により以下の6グループに分類を行った。

1「ノンテレ 」(10.3%):テレビを持っていない、または一か月以内に視聴なし
2「超ローテレ」( 8.7%):平日30分未満、かつ休日1時間以下
3「ローテレ 」(19.6%):平日1時間以下、かつ休日2時間以下
4「ミドルテレ」(29.1%):平日2時間以上、または休日3時間以上
5「ハイテレ 」(22.0%):平日3時間以上、かつ休日3時間以上
6「超ハイテレ」(10.3%):平日5時間以上、かつ休日5時間以上

10代後半から20代では、6人に1人が、テレビを保有しない、または1か月以内にテレビを視聴していない「ノンテレ(Non TV)」グループに分類された。またあまりテレビを視聴しない「ローテレ」層の比率は、前回調査(2015年10月)に比べて、10代後半が5ポイント、20代が6ポイント上昇していた。
サイバーエージェントでは、こうした「ローテレ」層へ効率的に動画広告をセグメント配信できる高精度な広告配信サービス「WebCM Desk for LowTV」の提供を開始。曖昧な類推拡張に頼ることなく、行動履歴等の実測データを活用した、精度の高いセグメントを採用して広告配信を行うとのこと。配信セグメントはローテレ層のみならず、ハイテレ層への配信も可能。