電通、WPPとの国内合弁「電通ヤング・アンド・ルビカム」「電通ワンダーマン」を完全子会社化

株式会社電通は、WPPグループとの国内における合弁会社である「電通ヤング・アンド・ルビカム株式会社」(DY&R)および「株式会社電通ワンダーマン」(DW)の2社について、5月1日付で完全子会社化することを発表した。
WPPグループは、DY&RおよびDWについて、それぞれ株式の49%を保持していたが、すべて電通に譲渡する。完全子会社化にともない、DY&Rは「株式会社電通イースリー」へ、DWは「株式会社電通ダイレクトソリューションズ」へ社名を変更する。今後これら2社は、電通グループ各社との連携強化ならびにソリューション力の強化・拡充を図る方針。「株式会社電通イースリー」へ、DWは「株式会社電通ダイレクトソリューションズ」
なお、同じく国内合弁会社である「電通サドラー・アンド・ヘネシー株式会社」については、電通が保持する株式(持分51%)と、DY&Rのネットワーク各社(シンガポール、タイ、マレーシア、台湾、ベトナム)の保持する株式を、WPPグループに譲渡する。