トランスコスモス、中国「テンセント」のソーシャル広告代理権を取得

トランスコスモス株式会社の子会社「上海特思尓大宇宙商務咨詢有限公司」(トランスコスモスチャイナ)は、中国大手ネットサービス企業「騰訊控股有限公司(テンセント)より、2017年9月に広告代理権を取得したことを公表した。
テンセントは、インスタントメッセンジャー「QQ」、ソーシャル・ネットワーキング・ツール「WeChat」、テンセント・ポータルサイト「QQ.com」のほか、ゲームや動画などのプラットフォームサービスを運営している。2017年12月時点で「WeChat」のアクティブユーザーは10億人、「QQ」は7.83億人となっている。
トランスコスモスは、広告代理権の取得により、テンセントの全サービスでの広告配信サービスを、中国企業向けに提供可能とのこと。トランスコスモスが従来より提供しているEC支援サービス、デジタルマーケティング、リアルプロモーション、カスタマーサービス、分析サービスと、テンセントエコシステム内のサービスとの連携も強化される見込み。
提供される広告メニューは、「WeChat朋友圏広告(WeChat Moments Ads)」「WeChat公衆号広告(WeChat Official Account Ads)」「QQ空間広告(Qzone Ads)」「QQクライアント端末広告(QQ Client Ads)」「テンセントコンソーシアム広告(Tencent Alliance Ads)」「モバイルQQブラウザ広告(Mobile QQ Browser Ads)」など。