フルスピード、連結子会社のカームボールドへアドテク事業を移管

株式会社フルスピードは、連結子会社である株式会社カームボールドに、アドテクノロジー事業を4月28日付で承継させることを決定した。会社分割(簡易吸収分割)により、事業を継承させることで、グループ内のテクノロジープロダクトを集約して全体最適を図るのが狙い。
フルスピードのアドテクノロジー部門は、国内最大級の在庫量・IPデータ量を保持しているという、また特許出願技術による独自データを用いて、BtoBマーケティング支援に特化したDSPを展開している。一方カームボールドは、ブランディングに特化した独自の動画アドネットワークを構築し、ブランドセーフティを重視した広告配信を行っている。アドテクノロジー事業部門の平成29年4月期経営業績は、売上高4億9300万円、営業利益マイナス1億4100万円。分割においては、カームボールドが、本会社分割に際して発行する普通株式1,000株すべてをフルスピードに割当交付する。