じげん、人材・不動産・生活の3領域すべて好調で5割近い増収増益 2018年3Q決算

株式会社じげんは、2018年3月期第3四半期(2017年4月1日~2017年12月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上収益  :74億1400万円(前年同期比 48.5%増)
営業利益  :24億9200万円( 同 47.0%増)
税引前利益 :24億7600万円( 同 45.6%増)
四半期利益 :14億4700万円( 同 42.4%増)

同社では、複数サイトに点在する情報を統合検索・閲覧できる「EXサイト」を、人材領域、不動産領域、生活領域の3つのカテゴリにおいて構築し、ライフメディアプラットフォーム事業として展開している。人材領域には、求人に関連するEXサイト、株式会社リジョブ(美容、リラクゼーション、介護等の領域に特化した求人情報を提供する媒体『リジョブ』を運営)、株式会社三光アド(東海地方に特化した求人情報を提供する媒体『求人情報ビズ』を運営)、株式会社ブレイン・ラボ(人材紹介会社向けの業務システム『キャリアプラス2』を運営)が属しているが、『リジョブ』やEXサイトでUU数が上昇。また、サプライチェーンの垂直統合にともなう顧客ミックスの改善により、コンバージョン当たり単価も上昇した。
不動産領域には、不動産に関連するEXサイトと『エリアビジネスマーケティングプロジェクト』が属しているが、主力である『賃貸スモッカ』において、データベースが拡充され、UU数が増加。マッチングテクノロジーの活用や販売促進策が奏功し、CVRも改善された。
生活領域には、生活に関連するEXサイトが属しているが、自動車分野の収益が前年同期に比して成長しており、UU数、CVRといった各KPIが改善した。
その他事業も、ストック収益が安定的に増加傾向を見せた。
これらの結果、当該四半期は全体で5割近い大幅な増収増益になった。