DAC、集英社、朝日新聞社「TJ BRAND STUDIO」にて新サービスを提供

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(以下DAC)は、株式会社集英社、株式会社朝日新聞社と共同で、ラグジュアリー誌「T JAPAN」発のコンテンツマーケティングサービス「TJ BRAND STUDIO」の新たなサービスとして、「TJパートナー」を開始することを発表した。
「T JAPAN」は、米国でニューヨーク・タイムズ社が230万人の読者に届ける最先端のモード&ライフスタイル誌「T: The New York Times Style Magazine」の日本版として、2015年3月に集英社と朝日新聞社によって創刊された。同誌は、“インテリジェンスとクオリティ”をコンセプトに掲げ、米国版から厳選した上質な翻訳記事と独自の日本版記事で構成。新しいスタイルの知的ラグジュアリー誌として、この分野のフリーマガジンでは国内最多の20万部を発行している。
2016年10月には、集英社、朝日新聞社、DACの3社で「T JAPAN」のオフィシャルサイトとして「T JAPAN web」をローンチ。さらに、2017年5月より、デジタル領域における企業ブランディングの手法として、同誌編集長の内田秀美がクリエイティブ・ディレクターとして率いる、コンテンツマーケティングサービス「TJ BRAND STUDIO」を開始した。このサービスでは、「T JAPAN」独自の切り口と編集力を駆使し、広告主のブランドメッセージに市場のニーズやトレンドを組み合わせたコンセプト開発やコンテンツ制作を行い、広告主のブランドリフトをサポートしている。
そして、2018年より同誌がタイアップ広告を開始すると共に、「TJ BRAND STUDIO」では、これまでの“ブランド×メディア”に加え、強い訴求力をもつ“人”の要素を掛け合わせた新たなソリューションとして、「TJパートナー」サービスを提供することとなった。
同サービスには、ファッションやアート、音楽、食、ビューティ、トラベル、インテリアなど、それぞれの分野で名高く、ファンが信頼を寄せる各界のクリエイターが、「TJパートナー」として参画。同誌の世界観の中で、ブランドの商品・サービスの内にあるストーリーや魅力を「TJパートナー」が語ることで、彼らに憧れやシンパシーを感じるターゲットに対し、より深い浸透力を持つコンテンツの開発を目指す。
現在参画している「TJパートナー」は、ファッションデザイナーの芦田多恵氏や音楽家の坂本龍一氏など13名で、これからも参画者を増やす予定だという。
開発したコンテンツは、「TJ BRAND STUDIO」制作の他コンテンツと共に、「T JAPAN」本誌、「T JAPAN web」、イベントやセミナーなど、生活者との様々な接触ポイントで立体的に展開されるほか、DACのデータ・マネジメント・プラットフォーム「AudienceOne®」を通し、広告主のブランド潜在顧客まで対象を広げて届けることができる。