電通、米「キャラクター」を買収 ブランド戦略策定やブランド体験施策に強み

株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、米国のブランドデザイン会社「Character SF, LLC」(キャラクター)の株式100%を取得することで、同社株主と合意した。
キャラクターは、1999年に3名のデザイナーにより創業。顧客企業や製品のブランドについて、差別化のためのブランド戦略の策定、ブランド・アイデンティティの確立、ブランド体験の施策展開まで、ブランドデザインに関わるサービスを提供している。展開範囲には、ウェブデザインやモバイルアプリ、パッケージデザインや店頭も含まれており、現在多くの多国籍企業を顧客として抱えているという。2017年12月期の収益(Revenue)は930万ドル(約10.2億円)で、現在の従業員数は31名。
今回の買収により、ブランド・コンサルティング領域を強化するのが電通の狙いとのこと。