スペースシャワーネットワーク、所属アーティストやイベントが好調で大幅増益 2018年3Q決算

株式会社スペースシャワーネットワークは、2018年3月期第3四半期(2017年4月1日~2017年12月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :114億7200万円(前年同期比 4.4%増)
営業利益  :6億0700万円( 同 56.8%増)
経常利益  :6億2400万円( 同 52.2%増)
四半期純利益:3億9600万円( 同 55.8%増)

音楽映像コンテンツの企画制作および音楽専門チャンネルの運営をベースとしつつ、ライブイベント展開、デジタルコンテンツ制作、各種デジタルサービス展開、音楽レーベルからアーティストマネジメントまで、多様なメディア・コンテンツ事業を展開した。
また、ファンクラブ事業を展開するコネクトプラス株式会社、コンセプトカフェ運営を行うインフィニア株式会社、映像制作プロダクションの株式会社セップ、老舗インディーズレーベル運営の株式会社Pヴァインの連結子会社4社とともに、新たな分野での成長施策を推進した。
当第3四半期連結累計期間においては、所属アーティスト「Suchmos(サチモス)」のアルバム「THEKIDS」が日本レコード大賞の最優秀アルバム賞を受賞するなど、アーティストマネジメント関連の成果拡大が見られた。
11月11日~12日には、新プロジェクトとしてフード&カルチャーイベントを下北沢で開催し、2日間で延べ1,000人を集客した。主催野外ライブイベント「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2017」も好調で、加入世帯数が減少傾向にあるスカパー!サービスにおいて、加入推進施策の成功により「スペースシャワーTV」配分単価が前期比で上昇した。デジタル音楽配信も堅調な成長が続いている。
これらが奏功し、売上高は前年同期比4.4%増の114億7200万円で、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益も50%強の増加となった。