電通、米国のデジタルマーケティング「スワール」を完全子会社化 米国西海岸に拠点設立へ

株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、米国のデジタルマーケティング会社「Swirl, Inc.」(スワール)の株式を100%取得することで、同社株主と合意した。
スワールは1997年に設立。戦略立案、クリエーティブ、メディアプランの策定・実施、コンテンツ制作、ウェブサイトの構築などを専門とし、ソーシャルメディアを中心としたデジタルマーケティング領域全般を手掛けている。従業員数は175名で、2016年12月期の収益(Revenue)は3,780万ドル(約43億円)。「サンフランシスコ・ビジネス・タイムズ」誌では、サンフランシスコ最大の独立系エージェンシーに位置付けられている。
買収後は、電通グループのグローバルネットワーク・ブランド「mcgarrybowen」(マクギャリーボウエン)に組み込み、「Swirl mcgarrybowen」(スワール・マクギャリーボウエン)に改称する。あわせて、拠点を米国西海岸に設立する計画だ。