Instagramユーザの“プロ意識”、芽生えるのは「2,000フォロワー」から

株式会社3ミニッツと株式会社プラップジャパンは、SNSで影響力を持つ「インフルエンサー」の特性を把握することを目的に実施した、「インスタグラマー実態調査」の結果を公表した。Instagramで、仕事として企業・商品のプロモに協力したことがある18歳以上女性402名から回答を得た。
その結果、「フォロワー数2,000」を境に、利用意識に変化が生じることが明らかとなった。「自分はインフルエンサー」であることを自覚し始めると、投稿内容においても「自分のファン」をより意識した内容に変化する傾向があるという。フォロワー数が2,000未満の場合、「モノや風景だけ」の写真でいいね!を得ているが、フォロワー数が2,000を超えると、「自分が映っている方がいいね!がつきやすい」等と考えるなど、プロ意識が芽生えるとのこと。
こうした「プロ意識系インスタグラマー」は、お金より「自身のブランディング」が重要と考えており、仕事を受ける判断基準として、「自身のInstagramの世界観に合う」36%を最優先していた。「報酬金額」30%は2位だった。また、撮影カットや投稿テキスト内容を指定されること、自分の世界観を無視した広告色を嫌うことも明らかとなった。
また、プロ意識系インスタグラマーがInstagramで発信しやすい商材は、1位「化粧品/美容」、2位「アパレル系」、3位「食品/飲料」など、いわゆる“インスタ映えがしやすい”商品が多かった。また、よく行く都内の商業施設では1位「渋谷ヒカリエ」、2位「ルミネ新宿」など、トップ10内に渋谷~新宿エリアの施設が6個所ランクインした。