電通、インドネシアの大手DPM「バリュークリック」を完全子会社化 ブランド含め傘下に

株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、インドネシアの大手デジタルパフォーマンスマーケティング会社「PT Valuklik」(バリュークリック)の株式100%を取得することで、同社株主と合意した。
バリュークリックは2012年設立。SEM、SEO、ソーシャルメディア、運用型広告などの領域を扱う大手デジタルパフォーマンスマーケティング会社となっている。Google社のプレミア・パートナーである他、インドネシア内外のプラットフォーム事業者などとパートナー契約を結んでいる。現在の従業員数は55名で、2016年12月期の収益(Revenue)は205億インドネシアルピア(約1.7億円)。
株式取得後は電通グループのグローバルネットワーク・ブランドの1つ「iProspect」のインドネシア拠点と合併し、社名を「iProspect Valuklik」に変更する予定。なお、同社のブランド「Pinnacle」(ピナクル)についても、「iProspect Pinnacle」に改称する予定。