スマホの動画広告、最後まで視聴した人は半数超え　CyberBull調べ

株式会社サイバーエージェントの連結子会社である株式会社CyberBullは、スマートフォン動画広告の視聴と生活者の態度変容に関する調査の結果を発表した。
それによると、スマートフォン上で動画広告を最後まで視聴した経験がある人は51％と半数超だった。とくに10代は約6割と高く、30代・40代においても4割以上だった。最後まで視聴する理由は「動画の時間が短かったから」「興味・関心のある商品・サービスだから」が4割以上を占めた。
動画広告を最後まで視聴した経験がもっとも多い媒体は、「YouTube」で全体の8割以上。媒体別では「Instagram」は、全年代において女性の5人に1人以上が、「動画広告を最後まで見た経験がある」と回答している。
動画広告を完全視聴した理由については、「動画の時間が短かったから」40.3％が最多。僅差で「興味・関心のある商品・サービスだったから」40.1％が続いた。逆に動画広告を最後まで視聴しなかった理由では、「興味・関心のない商品・サービスだから」22.8％が最多だった。
広告視聴後に「商品・サービスの資料・サンプルを請求した」と回答した人は、男性20代～40代でテレビCM視聴後の数値をスマートフォン動画広告視聴後が上回った。特に30代男性はスマートフォン動画広告の視聴後の数値がテレビCM視聴後の2倍となるなど、スマートフォン動画広告が購買活動に大きく影響していることが判明したという。