ADK、テレビ広告やデジタルメディア広告の伸長で増収増益に 2017年3Q決算

株式会社アサツー ディ・ケイは、2017年12月期第3四半期(2017年1月1日~2017年9月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :2586億9200万円(前年同期比 0.6%増)
営業利益  :46億3900万円( 同 9.2%増)
経常利益  :68億5700万円( 同 13.2%増)
四半期純利益:51億2000万円( 同 309.2%増)

国内では、広告子会社やコンテンツ子会社は低調だったが、制作子会社やデジタル子会社が堅調に推移。テレビ広告やデジタルメディア広告の取扱高も増加ししたことで、全体として増収増益となった。海外では、アジア子会社が堅調に推移したほか、中国圏子会社および欧米子会社も構造改革を通じて営業黒字に転換した。
これらの結果、連結売上高は2586億9200万円で前年同期比0.6%増と微増ながら、営業利益は46億3900万円(前年同期比9.2%増)とな好調だった。また、受取配当金などの営業外収益が増加したこと、および前年同期に発生した特別損失が一巡したことにより、経常利益は前年同期比13.2%増、さらに親会社株主に帰属する四半期純利益は51億2000万円(前年同期比309.2%増)と大幅増になった。
なお、アサツー ディ・ケイ単体での売上高は2318億9000万円(前年同期比0.3%増)、営業利益は41億200万円(前年同期比16.2%増)だった。