オズマPR、ビッグデータを活用したPRコンテンツ配信サービスを提供開始

株式会社オズマピーアールは、消費者データを活用したマーケティング支援会社の株式会社ディーアンドエム(以下D&M)と共同開発した「e-Learning Magazine」を2017年11月より提供開始すると発表した。
「e-Learning Magazine」は、同社が長年培ったPR発想のストーリー設計ノウハウとコンテンツ制作スキルを、D&Mが持つ500万人の会員パネルビッグデータ(プロモーション許諾を取った会員パネルにのみ配信)と組み合わせたデジタルプロモーションサービス。
開発の背景にはターゲットへのリーチだけでなく、その先の認知変容や態度変容まで見据えたコミュニケーション展開が求められる昨今のPR/広告コミュニケーション分野の環境があるという。
同サービスは、年齢や家族形態、居住地という一般的な属性だけではなく、持ち物や趣味といったインサイトに関わる属性データをかけ合わせ、企業の届けたい情報と親和性のある生活者を抽出することが可能。その上で、生活者の理解を深めるラーニング形式のコンテンツを制作し配信することにより、情報の送り手と受け手のミスマッチを軽減させ、丁寧かつ正確に認知/理解を促す効果的なプロモーションを実現する。
サービスの特徴として同社は、膨大なプロモーション会員パネルの中から、性別・年齢・居住地・趣味関心など2,000個を超える属性をかけ合わせ、セグメントした生活者を抽出することが可能な点、同社がPR会社として培ってきたストーリー開発スキルやコンテンツ制作ノウハウを元に、一方的な広告コンテンツではない、“理解”を深めてもらうことに軸をおいたラーニング型のコンテンツを制作する点、リーチ数/CTRだけでなく、どのポイントで理解が深まったのか/興味が向上したかなど、認知変容や態度変容についても効果測定が可能な点を挙げている。