2017年11月の消費意欲指数、急降下した9月から回復傾向 博報堂生活総研

株式会社博報堂のシンクタンクである「博報堂生活総合研究所」は、「11月の消費予報」を発表した。
20~69歳の男女1,500名に、「来月の消費意欲」を点数化してもらったもので、その結果、11月の消費意欲指数は48.1点で、10月より1.6ポイント増加、前年同月比でも1.3ポイント増と好調だった。急降下した9月は過去最低を記録したが、そこから回復傾向が続いている。
「欲しいものがない、消費意欲がない」という声が減少(2016年11月446件→2017年11月407件)し、買いたいもの・利用したいサービスについて、「ある」と回答した人の割合は29.8%まで上昇した(前年同月比1.2ポイント増)。
消費意欲の内容では、「レジャー(前年同月比24人増)」「旅行(前年同月比21人増)」「外食(前年同月比19人増)」などが目立っており、秋の行楽意欲の高まりとともに、年末年始に向けて消費意欲が上向く気配が現れているとのこと。