大日本印刷、自治体・企業イベントの情報発信・動線分析サービスを開発 位置情報を活用

大日本印刷株式会社(DNP)は、自治体・企業が実施するイベントにおいて、参加者への情報発信、参加者の動線分析を手軽に行えるサービスを開発した。2018年1月から提供を開始する。
低照度の照明光で動作し電池交換不要な「DNPソーラービーコン」と、スマートフォンを使用。イベント会場と連動した各種情報の提供や参加者の動線分析を手軽に行えるという。電子アンケートを実施することも可能。
位置情報サービスに必要なプログラムをパッケージ化して、クラウド環境で提供する。地域活性化施策とて開催される、観光や特産物のPRイベントなどでの使用を想定している。イベントの支援等も含めて、2020年までに5億円の売上を目指す。
なお先行導入事例として、「超渋谷展/SUPER SHIBUYA EXPO」内で実施される音楽イベント「Shibuya Music Scramble 2017」および「DDSS: DIVE DIVERSITY SUMMIT SHIBUYA 2017」でサービスを提供。タイムテーブルや内容紹介等の情報を参加者に配信するほか、利用ルートを解明して、主催者に提供する。