2017年10月の消費意欲指数、季節消費や旅行で前月から持ち直す 博報堂生活総研

株式会社博報堂のシンクタンクである「博報堂生活総合研究所」は、「10月の消費予報」を発表した。
20~69歳の男女1,500名に、「来月の消費意欲」を点数化してもらったもので、その結果、10月の消費意欲指数は46.5点で、9月より1.0ポイント増加とほぼ横ばい。先月9月は過去最低記録だったこともあり、低空飛行ながら持ち直した形だ。
消費意欲の内容では、「秋冬に向けて買い物をしたい(16年10月:10件→17年10月:29件)」「旅行の予定がある(16年10月:30件→17年10月:49件)」と、季節消費や旅行への意欲を挙げる声が前年同月よりもかなり増加した。「節約したい」など、金銭的理由での節約・我慢を挙げる声は減少(16年10月:239件→17年10月:198件)しており消費が伸びそうだ。