D&M、シナジーマーケティング社と業務提携しプロモーション・調査に新たな抽出・分析軸を追加

株式会社ディーアンドエムは、Yahoo! JAPANグループであるシナジーマーケティング株式会社と、調査・プロモーション事業において業務提携し、プロモーション・調査に「価値観や性格などの心理情報」を新たな抽出・分析軸として追加する、と発表した。
これは、シナジーマーケティング社と業務提携し、同社が提供する価値観の枠組み「Societas(ソシエタス)」を抽出軸に採用することにより実現する。
多種多様な価値観に合わせた商品開発やサービス展開が行われる昨今、自社の商品やサービスの情報を効率的に購入対象となる生活者に届けるには、的確に抽出した対象者に情報を発信することが必要となっている。
同社はこれまでも性別や居住地、商品・サービスの保有や利用経験など2000項目以上の基準で抽出した潜在顧客へアプローチできるプロモーションや、その抽出結果とサイト上の動きを掛け合わせて行う調査・分析など提供してきたが、今後も多様化すると考えられる生活者のニーズに的確にアプローチしていくためには、市場環境に合わせて、さまざまな抽出軸を追加していく必要があると考え、今回の業務提携を決定した。
これにより、生活者の購買行動に至る感情的な要因を踏まえたプロモーション施策の企画・実施、およびサイト上で特定の動きをする人物の感情的な要因分析を行うことが可能となる。
Societasは、人それぞれが持つ「コミュニケーション価値」を判定するためのシナジーマーケティング独自の枠組み。ビッグデータの解析から日本人の行動の要因である「価値観パターン」を12に分類したもので、8問の簡単なアンケートに答えるだけで、どのような価値観を持っているかを把握できる。