リクルートHD、メディア&ソリューション事業が堅調推移 18年1Q決算

株式会社リクルートホールディングスは、2018年3月期第1四半期(2017年4月1日~2017年6月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上収益  :5243億9600万円(前年同期比 19.6%増)
営業利益  :563億2600万円( 同 12.6%増)
税引前利益 :591億1500万円( 同 15.6%増)
四半期純利益:402億1900万円( 同 15.6%増)

人材派遣事業において前連結会計年度に買収したUSG People B.V.の業績が期首から寄与したことに加え、HRテクノロジー事業が引き続き好調に成長し、売上収益は前年同期比19.6%増となった。税引前四半期利益は、営業利益の増益に加えて、金融収益のうち持分変動利益が7億円増加したことなどで、さらに増額した。
このうち、販促領域および人材領域の2つの事業領域で構成されるメディア&ソリューション事業については、堅調に推移し、売上収益は1652億円(前年同期比2.3%増)だった。一方で、販促領域の住宅分野において、前年同期に契約改定により一部の売上収益の計上時期が変更されたことにともない、前年同期は一時的に売上収益が増加していたが、当四半期においてはこの影響が平準化され、セグメント利益(セグメントEBITDA)は431億円(前年同期比2.2%減)に留まった。