マクロミル、単体で過去最高の当期売上収益を記録 2017年6月期決算

株式会社マクロミルは、2017年6月期(2016年7月1日~2017年6月30日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績】
売上収益 :355億1400万円(前年同期比 9.3%増)
営業利益 :68億2500万円( 同 19.1%増)
税引前利益:58億8200万円( 同 43.9%増)
当期利益 :37億0600万円( 同 30.8%増)

マーケティング・リサーチ・サービスのラインナップを拡充しつつ、国内事業の安定的成長の追求と海外事業の基盤強化、国内外両面でのデジタル・マーケティング分野事業強化に注力した。国内においては、マクロミル単体は前年同期比二桁成長となる過去最高の当期売上収益を記録した。グループ全体の連結売上収益も堅調に伸長した。
企業のデジタル・メディアへの広告出稿拡大等を追い風に、重点戦略商品であるデジタル・マーケティング関連商材の販売が、広告代理店およびサービス事業者に対して、非常に好調だった。また、グローバル・リサーチ商材の販売が、食料品メーカー、家電メーカーを中心に大きく伸長した。
利益面では、外注費抑制・人件費抑制の施策がそれぞれ奏功し、年間を通して営業利益を押し上げたほか、金融費用が大きく減少し、当期利益の増加に寄与した。