アキナジスタ2017年3月期決算、広告代理事業が不調で大幅な減収減益

アキナジスタ株式会社は、2017年3月期(2016年4月1日~2017年3月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績】
売上高  :21億2876万円(前年比 40.3%減)
営業損失 :2443万円(前年 4億5188万円の営業利益)
経常損失 :3032万円(前年 4億4406万円の経常利益)
当期純損失:6315万円(前年 3億411万円の当期純利益)

アドネットワーク事業は、クリック保証型アドネットワーク「MAIST」、スマートフォンアドプラットフォーム「TAPONE」、成果報酬型アドネットワーク「AAA」などを運営し事業の育成に努めたことが奏功し、売上高は16億3712万円(前年比45.2%増)、セグメント利益(営業利益)1億2904万円(前年比97.2%増)と好調だったが、広告代理事業が主要顧客の大幅な売上減少を改善できず、売上高は4億5783万円(前年比80.9%減)、セグメント利益(営業利益)は519万円(前年比99.1%減)と大きく落ち込み、全体で大幅な減収減益となり損失を計上した。スマートフォン向け電子コミック配信サービス「eyebook(アイブック)」「JCnews」等の自社メディア事業は開発リソースを縮小させたことにより、セグメント損失(営業損失)は8452万円(前年9636万円の営業損失)と若干改善した。