電通、“デジタルタレント”のマネジメント会社「グリーム・フューチャーズ」を傘下に

株式会社電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、英国のデジタルタレントマネジメント会社「Gleam Futures」(グリーム・フューチャーズ)のマジョリティー株式を取得することで、同社株主と合意した。株式取得後は電通イージス・ネットワークが90%を所有する見込み。
グリーム・フューチャーズは、2010年設立。YouTubeなどのSNSで、情報やコンテンツを発信しているタレント40名以上のマネジメント、およびタレントを活用したブランディングサービスなどを提供している。これらのタレントのYouTubeチャンネルの登録者数は計6.000万人を超えているという。米ロサンゼルスにも営業拠点を持っており、現在社員数は37名。2016年12月期の収益(Revenue)は435万イギリスポンド(約6.2億円)。
買収後もブランド名は維持し、「The Story Lab」(ストーリー・ラボ)など既存ブランドとのシナジーの創出を目指す。