「電通ベンチャーズ」ファンド、がん早期発見開発の米グレイルに出資

株式会社電通は、同社が運用するコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ」において、米国「Grail, Inc.」(グレイル)に出資した。
グレイルは、がんの早期発見に向けた血液検査手法を開発するライフサイエンス企業。独自のDNA配列情報の読み取り技術、大規模な臨床実験、最先端のコンピュータサイエンス・データサイエンスを活用して、開発に取り組んでいる。
電通ベンチャーズは、シリーズB資金調達ラウンドに参加し、グレイルの日本におけるパートナーシップ戦略をサポートしていく予定。今回同社は、資金9億ドル超をシリーズB資金調達ラウンドで調達した。
なお電通ベンチャーズは、活動の強化を目的にファンド総額を従来の50億円から100億円に増額している。