ADK、2017年1Q決算は制作案件減少などで減収 純利益は大幅復調

株式会社アサツー ディ・ケイは、2017年12月期第1四半期(2017年1月1日~2017年3月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上収益  :870億3000万円(前年同期比 5.7%減)
営業利益  :18億9000万円( 同 37.5%減)
経常利益  :19億8400万円( 同 37.9%減)
四半期純利益:14億9800万円(前年 5100万円)

国内では、損失を計上していた出版子会社を売却し連結除外したことに加え、コンテンツ子会社の赤字縮小、制作子会社やデジタル子会社の堅調な推移により、全体としておおむね順調に推移。一方、グループ中核である自社においては、マーケティング・プロモーションや制作案件などが減少し、国内全体では減収減益となった。
海外では、アジア子会社の堅調な推移や欧米子会社の営業黒字転換に加え、中国圏子会社の赤字縮小により、全体で黒字転換した。
最終的な連結売上高は870億3000万円で前年同期比5.7%減。営業利益・経常利益ともに、4割近い減少となった。一方で、前年同期に発生した特別損失が一巡し、親会社株主に帰属する四半期純利益は14億9800万円と大幅に復調した。