博報堂、潜在意識をデザイン開発に活用するプログラムを千葉大発ベンチャーと共同開発

株式会社博報堂は、生活者の無意識・潜在意識をデザイン開発に活用するプログラム「Sensory Research/Sensory Design」の提供を開始した。DPUは「Design Psychology Unit（デザイン心理学研究所）」の略。
「Sensory Research/Sensory Design with DPU」は、千葉大学発ベンチャー企業の株式会社BBSTONEデザイン心理学研究所（BBSTONE）と共同で開発したもの。千葉大学工学部日比野治雄教授が開発したデザイン心理学に基づいて、直感・感性等非言語によるデザインの評価を行うという。
プログラムは、デザイン心理学に基づくデザイン開発コンサルティング「Sensory Design with DPU」、デザインやブランド、クリエイティブへの直感による評価「Sensory Research with DPU」で構成される。「Sensory Design with DPU」では、博報堂のデザイナーや各専門領域のプランナーが、認知心理学・人間工学の知見を取り入れたデザインのプロトタイプ開発を行う。「Sensory Research with DPU」では、プロトタイプを対象に、ぱっと見た「第一印象」「直感的な好き嫌い」といったデザインへの主観的評価を、BBSTONEの手法を用い数値化する。既存デザインの評価も対応可能。