パイプドHD、女性ファッション通販サイトから撤退 業績を下方修正

パイプドHD株式会社は、一部事業からの撤退、および2017年2月期の連結業績予想の下方修正を発表した。
連結子会社である株式会社ウェアハートが営む女性ファッション誌の通販サイトの運用およびそれに付帯する事業を閉鎖する。赤字体質を改善しえない状況で、事業継続が困難と判断した。アパレル・ファッションに特化したECサイトの構築および運営受託事業については引き続き継続する方針。ウェアハートは今後清算に向けた処理を進める。従業員については、本人の意向を確認した上で、希望者にはグループ内の事業への再配置を検討する。事業廃止期日は2017年2月28日の予定。
またこれを受け、パイプドHDのソリューション事業セグメントにおいて、女性ファッション誌の通販サイトの運用およびそれに付帯する事業で、売上高約4億円、営業利益約7000万円を当初の業績予想から下回る見込みとのこと。同じくソリューション事業セグメントにおけるデジタルCRM支援事業で、売上高約1億円、営業利益約7000万円を当初の業績予想から下回る見込みとなっている。

【2016年4月1日に公表した2017年2月期の通期連結業績予想の修正】
売上高   : 48億円(前回発表 54億円)
営業利益  : 8億3000万円( 同 10億円)
経常利益  : 8億3000万円( 同 9億9000万円)
当期純利益 : 4億3000万円( 同 5億8000万円)