ティー・ワイ・オー、前年の赤字益から黒字に回復 2016年1Q決算

株式会社ティー・ワイ・オーは、2016年12月期第1四半期(2016年8月1日~2016年10月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :60億7300万円(前年同期比 11.3%増)
営業利益  :3億800万円(前年 マイナス9200万円)
経常利益  :2億4800万円( 同 マイナス1億1300万円)
四半期純利益:1億1600万円( 同 マイナス1億3300万円)

広告主直接取引での新規大型案件の獲得、既存案件の大型化等、広告主直接取引が躍進し、前年同四半期より11.3%増の増収となった。利益面については、複数の低利益率案件の発生および海外連結子会社の営業赤字等によりグループ全体では営業赤字だったが、売上原価管理の徹底等、より採算性を重視した営業体制の構築が奏功し、利益を確保。前年の赤字益から黒字に回復した。とくに広告事業の営業利益は、前年同四半期比90.9%増の7億9000万円となっている。
なお10月には、休眠中だった連結子会社の株式会社リン・フィルムズ(現・株式会社TYOパブリック・リレーションズ)の営業を本格的に開始。当該事業においては、中長期的に売上高30億円、営業利益3億円程度(営業利益率10%)を目指すとのこと。