動画見放題サービス、メイン利用のトップは「AbemaTV」 トレンド総研調べ

トレンド総研は、「動画見放題サービス」に関するレポートを発表した。サブスクリプション型(定額制)の「Hulu」「dTV」「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」、および無料配信型の「AbemaTV」という、国内主要5サービスを比較・分析した内容となっている。
まず、動画見放題サービスを利用している10~40代の男女500名を対象に調査を実施したところ、サービス利用開始後に65%が、「動画を見る頻度・時間が増えた」と回答した。利用するシーンを聞くと、「自宅でくつろいでいるとき」が95%で圧倒的に多く、その他の「通勤・通学中・移動中」15%、「入浴中」7%、「食事をしているとき」6%などはきわめて少なかった。
メインで利用している「動画見放題サービス」のトップは「AbemaTV」41%。以下「Amazonプライム・ビデオ」26%、「Hulu」17%、「dTV」9%、「Netflix」8%の順だった。無料で利用可能なAbemaTV、もしくは会員であれば実質無料となるAmazonプライム・ビデオが、人気であることがわかる。
一方、コンテンツの「ラインナップ数」に対する満足度では「Netflix」88%がトップ。「クオリティー」に対する満足度では「AbemaTV」90%と、順位が入れ替わった。
1週間あたりの動画視聴時間では1位の「dTV」(平均7.9時間)と5位の「AbemaTV」(平均3.8時間)で、大きな開きが見られた。