2015年のSSP広告取引流通総額は277億円 VOYAGE GROUP調べ

株式会社VOYAGE GROUPは8月26日、株式会社シード・プランニング デジタルインファクトと共同で、SSP広告取引の流通総額に関して調査した結果を発表した。
「SSP」(Supply Side Platform)は、媒体社に対し、さまざまなDSPやアドネットワークなどと連携することで、広告収益の最大化や広告枠販売の効率化を支援する広告配信プラットフォームのことだ。
今回の調査によると、オンライン上の自動取引である「プログラマティック取引」市場の拡大に合わせ、SSP広告取引流通総額は順調に拡大しており、2015年の広告取引流通総額は、対前年比135.1%の277億円と予想された。今後は、これまでSSPの取引流通額の増加をけん引してきたPC向け広告に代わり、スマートフォン向け流通が拡大し、2018年には434億円に達すると予測された。
なお2015年のプログラマティック取引市場は、対前年比約120%の2,250億円と予想されている。