大日本印刷と中央宣興、東南アジアで日本企業のマーケティングや店舗開発を支援

大日本印刷株式会社(以下、DNP)とASEAN地域で広告事業を行う中央宣興(タイランド)株式会社は業務提携を行い、東南アジア市場に進出する日本企業や現地企業向けに、ブランド戦略やマーケティング施策の立案・運用などをトータルに支援する事業を6月より展開する。

DNPは東南アジア市場にて、出版や商業印刷のほか、ICカードや包装資材、BPO(Business Process Outsourcing)事業などを展開するとともに、現地での企業のマーケティング支援事業に取り組んでいる。
中央宣興(タイランド)は、1963年にタイに進出して以来、東南アジアで広告関連事業を展開している大手総合広告会社で、現在7ヶ国(タイ、インドネシア、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、インド、フィリピン)に営業拠点を設置し、ASEAN地域での広告関連事業の拡大・強化を図っている。

両社は今回、中央宣興(タイランド)の拠点を活用し、両社のソリューションやノウハウの共有および人材交流によって相乗効果を高め、経済成長が著しい東南アジア市場での事業拡大を目指す。

【両社が展開するマーケティングや店舗開発の支援事業について】

中央宣興(タイランド)が東南アジア市場で獲得した大手総合広告会社としての豊富な実績と、DNPの企画開発力や情報通信技術(ICT)を活かしたソリューションを組み合わせたサービスを、東南アジア市場に進出する日本企業に対して提供する。ブランド戦略立案や店舗開発、広告・媒体・イベント等のリアルなマーケティング・プロモーション施策、Webキャンペーン等のデジタルマーケティング・プロモーション施策の立案・実行などでトータルに支援する。

東南アジアの現地企業に対しては、近隣諸国や日本で事業展開する際の企業イメージ向上のためのブランディング施策、CSR(企業の社会的責任)活動支援、ショールームや工場見学ツアーの企画開発・施工などの支援を行う。
両社は、東南アジアへの進出を図る日本企業や、現地企業に向けて、生活者と企業のコミュニケーションを深めるソリューションも提供していき、生活者の利便性向上とともに企業の業績拡大に貢献していく。また、両社のノウハウや強みを活かした新サービスを開発していく。